臓器提供の橋渡しを行う日本で唯一の組織
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アジアの移植事情
67年に初めての腎臓移植が行われてから、肝臓移植が85年、心臓が68年に、その後、膵臓、肺、心肺、などの臓器が、また、角膜、皮膚、骨、心臓弁、骨髄などの組織移植が行われ、すでに3万件を越えています。日本のおよそ20倍もの広大な土地は7つの州に分けられており、それぞれの州法によって司られていますが、移植については、ニュージーランドとの連携も含めて主にブリスベンやシドニーに優れた移植施設が集中しています。特に、プリンセスアレキサンドラ病院は、日本からの肝臓移植者を受けいれていることでも有名で、過去13年間に150人を数えています。
オーストラリアでは、脳死が人の死とされているので、脳死判定が終わると陸運局に照合され、自動車免許証に記入された臓器提供に対する生前の意思が確認されます。過去7年間の平均臓器提供者数は年間194人となっています。この数は、人口10万人当たり11人の提供があることを示しており、世界的にも高い提供率であると思います。特に、97年に世界移植者スポーツ大会がシドニーで行われた後3ヶ月間には、ドナー登録率が20%上昇し、移植医療の普及に大きく貢献しています。
現在1800人の患者さんが待機していますが、症状の重篤な方が多く、心臓、心肺同時、肝臓の移植を待ちながら亡くなられる方が15%にのぼります。最近では生体間や非血縁者間の移植も増えつつあります。移植医療が成果を示し、移植を必要とする方が増えるほど、臓器不足は深刻になっているので、さらなる普及活動を推進しています。
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