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アジアの移植事情
タイにおける腎臓移植は72年3月3日に始まり、その後心臓・肝臓移植が87年、肺・心肺同時移植が89年に始められました。現在、26の腎臓移植センターが腎臓移植を行っており、心臓移植は6施設、肝臓移植は4施設、肺移植は2施設で行われています。また、タイの日本赤十字が、国内の臓器斡旋組織として臓器提供センターを設立して、コーディネーター33名と共に臓器移植の推進に努めています。初めての心臓移植が成功した2年後には法律の整備などをしながら99年末までに42件の心臓移植が行われてきましたが、移植術が成功しても感染症や大気汚染によって予後が悪くなることもあり、生存率は決してよくありません。
移植待機者数は年々増加しており、腎臓移植を待つ期間はまちまちで、およそ2週間から6年となっています。ドナー不足と長い待機期間の解決方法として、臓器提供センターが国の総ての施設を対象に、死後の腎臓および他の臓器の斡旋システムについて通達し協力を呼びかけました。
タイでは、慢性的な人材不足と臓器売買に関するニュースが誤解を招き、臓器提供の数は伸び悩んでいます。今後も、もちろん臓器売買の無い正しい移植医療の確立を目指します。
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