
臓器ごとに医学的要件で移植希望者の順位が決められます。
適合条件(腎臓の場合は前提条件)で血液型、サイズ、抗体反応、虚血許容時間(*)などが定められており、その中で、親族、医学的緊急度や血液型による具体的選択方法、術式、年齢、施設の所在地、待機時間などの優先順位が決められています。
また、全臓器においてドナーが親族優先提供の意思表示をしている場合には、医学的な適合条件等を満たせば親族に優先的に提供されます。
臓器移植ネットワークのコンピューターにドナーの医学的データを入力すると、臓器ごとに優先順位の高い候補者が選ばれます。それぞれ、第一候補者から順に主治医に連絡して、移植可能な状況かどうか、移植を受ける意思があるかどうかの確認を行います。
各臓器は、血流が無い状況で搬送されるため、臓器毎に虚血許容時間の目安が設けられています。
| 臓器 | 虚血許容時間※ | 搬送許容時間 |
|---|---|---|
| 心臓 | 4時間 | 2〜3時間 |
| 肺 | 8時間 | 6時間 |
| 肝臓、小腸 | 12時間 | 10時間 |
| 膵臓、腎臓 | 24時間 | 22時間 |
※臓器の摘出から移植(血流再開)までに許される時間